診療放射線技師
関節や骨の状態を正しく評価するための、X線撮影や骨密度測定などを担当します。MRIやCT検査とも連携し、患者さんの診断と治療計画に必要な情報を提供します。
検査内容

リウマチセンターで一番多いのは、関節のX線撮影ですが、他にも肺炎などの確認の胸部X線撮影、骨折予防のための骨密度測定などを行います。また、センター内ではありませんが、関節や肺やその他の臓器を詳しく調べるためのCTやMRIも、同じ職場の放射線技師が行っています。
初診時の検査にはじまり、定期的な経過観察。また、手術の場合には、手術前・手術中・手術後の検査。そして、突然の痛みや咳の時など、色々な場面で皆様とじかに接する機会が多いと思います。当院は長くリウマチ診療に携わった歴史の中で、多くの経験を持った放射線技師がおりますので、ご不明な点などあれば、いつでも遠慮なく、お声掛けください。
レントゲン(単純X線)
レントゲン博士が真空放電の実験中に手をかざしたら骨が写ってびっくり。それから百数十年、フィルムカメラがデジカメになったように、装置も進歩しましたが、原理は変わらず、肺のような物質の少ないところは、X線はよく通り抜け、骨のような重くて濃密な物は通りにくい。つまり肺や骨がはっきり写し出されます。
骨や軟骨にリウマチ性の変化がないかをみます。骨が壊されると、レントゲンで骨が欠ける骨びらんという所見がみられ、軟骨が壊されると、関節の骨と骨のすき間が狭くみえます。
X線CT
大きいドーナツに入って360度からのX線検査。コンピュータが計算をして、かつては輪切り画像だけでしたが、今や3次元画像に進歩しています。レントゲンでは重なってあまり見えなかった骨の詳しい様子や脂肪や筋肉や腱なども見えやすくなります。手術前の詳しい検査などに活躍します。
MRI
磁力と電波で水素の画像を撮る。原理はとても難しいのですが、大雑把に言うと水や脂肪の画像です。残念ながら骨のカルシウムを直接見ることはできませんが、その周りの組織や内部の骨髄の様子はとても良くわかります。炎症が起こると血流が増え、組織の水分も増えるので、滑膜や腱や骨髄の炎症などの検査に活躍します。