2024年度 新人看護師の成長と学び

こんにちは。4C病棟スタッフです。

4C病棟は今年度2名の新人看護師を迎えました。

2人とも入職したての時は、硬い表情で緊張している様子でした。

 

 

 

 

 

今まで、採血や点滴研修・多重課題研修・看護技術の研修を行ってきました。

患者さんの協力の下、いろんな経験を積み重ね日々成長しています。

5か月経った今は採血や点滴管理・看護技術を多数経験し、無事夜勤の独り立ちをしました。

 

 

 

 

 

分からないことは先輩に相談や質問をして、安全に看護が提供できるよう取り組んでいます。

まだまだ不安や緊張がありますが、指導者や先輩たちに支えられながら頑張っています。

温かい目で見守ってください。よろしくお願いします。

第16回新潟県立リウマチセンター市民公開講座

こんにちは。患者サポートセンターです。

9月21日(土)久しぶりに新発田市を離れ、新潟市の新潟ユニゾンプラザで市民公開講座を開催しました。

リウマチ相談室・講演会を行い、展示コーナーも設置しました。

 

 

 

 

 

 

 

《リウマチ相談室》

”もしかしたらリウマチなの?”と心配される方の相談会を行いました。

 

リウマチ相談室を相談された先生方

左から

石川統括部長 村澤名誉院長 伊藤院長

 

 

 

 

 

《講演会》

「どれくらいの方に足を運んでいただけるかな」とドキドキしながら迎えた当日。

新潟県は警報級の大雨に見舞われました。

悪天候にもかかわらず、多くの方に参加いただき、とても感謝しております。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

リウマチの運動療法としての「リウマチ体操」を、動画を流し、理学療法士の実演を交えながら行いました。

会場のみなさんも一緒に体操をされていました。

 

 

 

 

閉会の挨拶

阿部副院長

 

 

 

 

鈴木医院

野澤先生より

お花をいただきました。

 

《展示コーナー》

市民公開講座歴代ポスター        日本リウマチ友の会新潟支部より提供

 

 

 

 

 

装具                  自助具

 

 

 

 

装具等に関する相談もありました     薬剤・帯状疱疹等に関するパンフレット

 

 

 

 

 

今年度の市民公開講座の講演の動画を視聴できるようになりました。(令和7年3月末まで配信予定)

開会挨拶 県立リウマチセンター統括部長 石川 肇

講演1「関節リウマチの最新治療」講師:県立リウマチセンター院長 伊藤 聡

講演2 「リウマチ患者の妊娠と出産」講師:県立リウマチセンター リウマチ財団登録ケア看護師 河本 優美

講演3「帯状疱疹の治療と予防」講師:県立リウマチセンター薬剤部長 山田 宜和

 

回復期リハビリテーション通信

新米が美味しい季節になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

3階回復期リハビリテーション病棟からです。

7月に市内の中学生が2日間、職場体験を行いました。その時の様子を今回はご紹介させていただきたいと思います。

1日目

《高齢者体験》

高齢者疑似体験セットを用いて実際に廊下を歩いてもらいました。「前が見えない!怖い!」「膝が曲がらない」等の感想がありました。

 

《車椅子自走体験》

車椅子に触れて、自分で操作してもらい「車椅子は初めて」

「曲がる時が難しい」と苦戦している様子がみられました。

 

《血圧測定体験》

生徒同士がお互いに血圧を測定して、自分の血圧の値を確認しました。聴診器で自分の心音や呼吸音も聞きました。更に血糖測定の見学も行いました。

 

《院内の見学》

リハビリの見学や薬剤部、外来、検査科、放射線科、栄養課、患者サポートセンターなど他部署の見学も行いました。

2日目

《検温・記録の見学》

バイタルサイン測定、患者さんとのコミュニケーションや病状の観察を見学。その後、実際に患者さんとコミュニケーションをとり、患者さんから生徒さんへ質問する場面もみられました。

《機械浴の見学》

患者さんに許可を得て機械浴の見学も行いました。体の不自由な患者さんが安全に入浴でるよう介助することの大切さを学んでいただきました。

 

また高校生の職場体験や看護学生の実習も行っており、患者さんのサポートだけでなく医療職への興味を持ってもらう活動や未来の看護師の育成にも力を入れています。

 

季節の変わり目ですので、お体にはお気を付けください。

リウマチセンター外来ブログ

こんにちは、リウマチセンター外来スタッフです。

残暑が続いていますが、体調はいかがでしょうか。

私は、夏バテ気味の日もありますがリウマチセンター入り口にあるディスプレイを見て季節を感じ、毎月新作が出るたびに癒されています。

ぜひ皆さまにも診察に来られた際に観ていただきたく、今回は入り口のディスプレイについてほんの一部ですが紹介したいと思います。

ディスプレイ制作は外来の看護補助者が勤務時間の合間にコツコツと制作しています。

毎年ブラッシュアップされてさらに完成度の高いものになっています。

★8月のディスプレイポイントは★

花火でお祭りの雰囲気を出しました。

キュ—ピーちゃんも夏まつり衣装です。

 

 

4月は春らしい雰囲気を出すためにお花を全体に散りばめました🌸

5月は本物のこいのぼりを使用しました!!

空を気持よく泳いでいるイメージでつくりました♪

 

6月はレースのカーテンで雨を表現しました☂

この白いお花は『タイサンボク』というお花です🌸

※来月のディスプレイ予告がこっそり出ていることも!!(笑)

 

いかがでしたでしょうか。展示品は寄付で頂いたものやスタッフの持ち込みを使用しています。展示中も日々手直しをしていて少しずつ変化しています!

待ち時間にみていただき、季節を感じて少しでも通院の疲れが癒されると幸いです。

 

 

訪欧報告:欧州リウマチ外科医との交流

リウマチセンター統括部長 石川 肇

 このたび2024年6月22から30日にかけて、12名の日本リウマチ外科医訪欧団の代表として、スイスのバーゼル、オランダのライデン、ロッテルダムに行ってきました。

 昨年9月、私どもが朱鷺メッセで主催した第52回日本リウマチの外科学会に招聘したスイスのダニエル ヘレン先生からの招待を受けて、今度は日本から欧州へ出向くことになりました。現地では、欧州のリウマチ外科医との間で互いの生活習慣と文化の違いから始まり、リウマチ患者さんへの診療とケア、手術テクニックのディスカッションに至るまで様々な情報交換を行うことができ、大変有意義な時を過ごすことができました。

 バーゼルでは、手外科手術テクニックの検討会が行われ、ライデンでは1575年に設立されたオランダ最古のライデン大学と植物園(シーボルト像)の見学、ロッテルダムでは、欧州手外科学会へ参加とシンポジウムでの発表がありました。学会の中で、ヘレン先生から「日本と欧州のリウマチ手外科の展望」のシンポジウムを組んでいただいたおかげで、大変勉強になり、日欧の友好関係をさらに深めることができました。

 今、リウマチの治療に生物学的製剤やジャック阻害薬が使われるようになり、一見、リウマチは薬物で完治されたかのように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。まだ、多くの患者さんの手・足には、腫脹、疼痛、変形がみられています。欧州では、治療の専門化・細分化が進んでおり、ひとりひとりの患者さんを、多職種が連携して、協働意思決定の中でトータルに診ていく体制は、足りていないように思われます。その点、私どものリウマチセンターが目指している日本式チーム医療は、患者さんとって最適で最新の医療を施すことができるものと考えています。

 これからも リウマチ患者さんがハッピーとなるように、多職種のノウハウを生かし、皆で一緒に患者さんに“親切で優しいリウマチケア”を実践していきましょう!

欧州手外科学会2024(ロッテルダム)

欧州手外科学会2024(ロッテルダム)

ライデンの植物園(オランダ)

 

 

 

 

 

 

ミッフィーの信号機     (ユトレヒト、オランダ)

 

リウマチ病棟通信

こんにちは、リウマチセンター4Cスタッフです。

梅雨に入りすっきりしない空模様が続いています。気温も蒸し暑かったり、朝・晩は少し肌寒い日もあったりと体調を崩しやすい気候が続いています。

体調管理には気をつけてお過ごし下さい。

 

 

 

当院では近隣の看護学校から実習生を受け入れています。

 

5月の連休明けより今年度の実習受け入れが始まりました。学生の皆さんは自己の体調管理と感染予防を徹底しながら実習に励んでいます。

当院はリウマチ内科・整形外科の患者様が入院されています。疾病を抱える患者様と向き合うことでニーズを知り、意向を尊重した看護が重要です。

患者様の安全・安楽を第一に考え、学生の皆さんが実習で意欲的に学びを深められるよう、また学生に看護する優しさや喜びを感じてもらえるよう尽力していきたいと思います。

学生に看護する優しさや喜びを学んでもらえるよう、病棟スタッフ全員で今後も務めていきたいです。

 

第68回日本リウマチ学会総会・学術集会に参加して

リウマチセンター統括部長 石川肇

2024年4月18日から20日まで、神戸コンベンションセンターで日本リウマチ学会が開催されました。全国から約6000人のリウマチ医療関係者が集まる大きな学会で、新潟県立リウマチセンターからは、18演題の研究発表があり、2件の座長セッションを含めて活発な質疑応答が行われました。

特に今回は、Finland Reuma Specialと称して日本のリウマチ専門医療機関の特別展示企画(音声付き動画)がありました。その中で当リウマチセンターが5つの医療機関のひとつとして紹介され、全国の方々に改めて知ってもらうことができ、大変光栄なことでした。

リウマチ専門病院としてプレゼンスを高めていくには、医師だけでなく医療スタッフの方々といっしょに、常に最新の知識の習得と実践、スキルアップに努めていかなければなりません。また、リウマチ患者さんに最適なケアと治療を提供するには、トータルマネジメント、多職種連携、チーム医療が大切です。

是非、これからはスタッフの皆さんと、リウマチ関連学会・研究会に積極的に参加して、楽しく勉強していきましょう。

(学会場の展示ボード)

(神戸の夜景)

 

 

退任のご挨拶

2024年3月28日

石川 肇

このたび2024年3月末を持ちまして、院長の職を退任することになりました。

2018年4月から6年間の長きにわたり皆さまには大変お世話になり、誠に有難うございました。

病院経営、リスク管理、対外対応、スタッフ人事などのいわゆる院長業務から解放されることになり、内心ホッとしていますが、また一方では、これまで皆さまにご面倒をおかけすることが多々ありましたこと、申しわけなく思っております。

院長になって後半4年間はコロナパンデミックのため、とてもつらい思いをしてきました。しかし、皆さまの感染蔓延防止に向けた努力のお陰で最悪の事態を回避できたこと、大変感謝しています。

リウマチ専門病院として県民のためにその役割を遂行していくというミッションのもと、私はこれまで、診療実績の積み重ねと国内外へのアピールを行ってきました。リウマチ患者さんにとって最適な最新医療とケアを提供していくためには、スタッフと一緒にチーム医療によるトータル マネジメントを実践していくことが大切であるといつも考えています。

リウマチセンターは、いわゆるアカデミアではありませんが、在任中に全国レベルの学術集会を3回主催させていただきました。また、ドクターを含めスタッフの方々にも学会や研究会に参加、発表してもらい、リウマチセセンターを広く全国に知ってもらうことができました。お陰で、遠方から患者さんやドクターも来てくれるようになって良かったと思います。

今、私は本来であれば定年となり、悠々自適となるところですが、国内有数の、このリウマチセンターが、高い診療レベルを維持し、患者さんへの啓発活動を行っていくために、今少し常勤の管理職(統括部長:General manager)として仕事を継続させてもらうことにしました。

今後も引き続き、リウマチセンターの発展に向けて微力ながら頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

回復期リハビリテーション通信

春の暖かさが感じられる季節となりましたね。  

3階回復期リハビリテーション病棟です。

 

2月に患者サポートセンターが企画した「地域包括支援センターの役割について」の勉強会に参加しました。新発田市北地域包括支援センターと新発田市高齢福祉課の職員の方を講師にお招きして行われました。

日頃、患者さんの退院支援を行う際に、疑問に思っていたことなどを直接聞くことができ、とても有意義な時間となりました。回復期リハビリテーション病棟では、患者さん一人ひとりに寄り添った退院支援ができるように、日々、院内の様々な職種と話し合いをしています。今回は、地域の患者さんをサポートする方々からお話を聞くことができ、今まで以上に具体的に地域との連携をイメージすることができました。これからの退院支援に活かせるよう努めていきたいと思います。今後も外部の方との勉強会や、意見交換の場をもてるようにしていければと思います。

 

季節の飾りつけ

患者さんに季節を感じてもらえるように、病棟スタッフが季節ごとに棟内の飾りつけをしています。2月には、遊びリテーションの一環として、鬼の飾りにボールを投げて節分の行事を楽しみました。節分とは「邪気を払って無病息災を願う行事」のことで、立春の前日に行われます。皆様の幸運を願って鬼を退治しました。

季節の変わり目ですので、お体にはお気を付けください。

4C病棟です!

2/9に新人看護師研修の一つである看護観の発表がありました。

4月から臨床に出て多くの患者さんと関わり疾患や治療、技術等を学んできました。

その学びや経験から、入職時に目標としていた理想の看護師像と比較し現在はどのように変化したのかを話してくれました。

この10ヵ月患者さんが様々な思いで入院、治療していることを肌で感じ、看護師に求められている役割について考えてきたことが伝わる内容でした。

「患者さん一人一人が持つ力を引き出せるケアがしたい」という目標が達成できるよう、これからも一緒に考え共に成長できるよう頑張りたいと思います。

当院ではPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入しています。

PNSとは、看護師が安全で質の高い看護を提供することを目的とし、よきパートナーとして対等な立場で互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合う看護提供方式です。

新人看護師は先輩と一緒に看護することで安心感に繋がるだけでなく、間近で先輩が行なうケアや関わりを見ることができるため実践的な看護を学ぶことが出来ます。

自信を持って仕事に取り組めるよう進捗状況に合わせた細かな指導とサポート体制が整っています。