令和4年度 卒後2年目研修

4C病棟です。

12月14日に卒2研修(新卒2年目の看護師が受講する研修)ケースレポートの発表がありました。

「転倒リスクが高い患者さんへの援助」と「自宅退院を目指した介護指導」についての発表でした。

 

「転ばない、大丈夫。」と言われる患者さんも、慣れない環境や手術の影響で転倒することがあります。今回の症例は、ご自宅でも何回か転ばれている転倒リスクの高い患者さんでした。

他職種と情報共有し、患者さんの状態に合わせたケアを行い、手術後も転倒せずに退院することができました。

患者さんが安全に安心して療養生活が送れるように関わることの大切さを改めて感じました。

 

自宅退院を目指した介護指導では、患者さんの「そのひとらしさ」とは何かを考え、ご家族と共に自宅退院に向け取り組むことができた症例でした。

患者さんが、ご自宅でうれしそうに過ごす姿が思い浮かぶ発表でした。

患者さん一人ひとりが大切にしているものは何かを捉え、寄り添う看護をこれからもしていきたいと感じました。

 

今回の研修では、「看護過程を踏まえた個別的ケアが実践できる」を目標に取組んできました。支援してくれた先輩看護師からは、これまでの看護過程を振り返り、卒2の方への温かい言葉と、3年目に向けた激励の言葉をいただきました。悩んだり迷ったりしながらも、確実に成長している姿が感じられた発表会でした。

令和4年度 認知症研修

4C病棟です!

12月に入り、今年も残りわずかとなりました。

 

4C病棟では、11月25日に認知症の学習会を行いました。

学習会では、患者さんのお部屋にカレンダーや時計を置く、短い言葉で具体的にお伝えするなど、日頃から気を付けるポイントが伝えられました。

身体の痛みや脱水、便秘や睡眠不足など疾患や治療に伴う苦痛がきっかけに、認知症が悪化してしまうこともあります。患者さんの苦痛を取り除き、安心して過ごしてもらえるような関わりが大切だと感じました。

今回の学習会では、認知症の基礎知識や適切な支援・ケアの提供について学び、自身の看護ケアを再認識するよい機会となりました。

 

 

 

 

高齢化社会の日本では、認知症の方が今後も増加することが予想されます。

これからも引き続き知識を深め、患者さんが安心して入院生活が送れるようにしていきたいと思います。☺

回復期リハビリテーション通信

当病棟では、患者さんの日常生活動作の向上を目指し、リハビリで獲得した動作を、病棟でも維持できるように援助を行っています。

例えば、入院時歩行が難しく、介助で車椅子へ移乗している患者さんが、見守りで移乗できるようになり、更に歩行器や杖を使用した歩行等、自宅退院に向けた機能回復に努めています。

そこで、今回は看護師と一緒に頑張っている看護補助者の業務について一部紹介したいと思います。

 

 

 

勤務体制は、早番・日勤・遅番と3パターンとなっています。

その中の早番業務について紹介します。

 

AM6時30分業務開始です。患者さんに挨拶をしてカーテンを開けたり洗顔・排泄の介助を行っています。

また、ナースコールが鳴るとすぐに対応しています。

 

 

 

7時45分~8時が朝食です。時間までに看護師と協力してホールで食事をする患者さんを誘導します。

🌼ホールに出ることは、日常生活にメリハリがつきます。

🌼見守りのもと食事が摂れるので誤嚥防止になります。

🌼患者さんの希望を聞きながら食事前後のトイレ誘導も忘れません。

 

現在は感染予防として、ホールでの人数制限やアクリル板の設置等対策をしています。

 

 

10時頃、リハビリ以外の患者さんに声をかけホールまで誘導し水分補給を行います。水分補給が終わるとお部屋にお連れします。

患者さんと会話をすることで認知症予防にも貢献しています。

 

12時昼食です。昼食もホールでお食事です。患者さんを誘導します。

昼食が終わると口腔ケアの介助、下膳、患者さんをお部屋へお連れします。

そして、食後の後片付けです。

 

13時20分早番業務が終了です。

 

時間ごとに決められた業務はありますが、ナースコールへの対応も素早く助かっています。

時には、看護師より患者さんのことをわかっているな~と感じることも…

それでは、また次回の通信で(^^♪

第14回新潟県立リウマチセンター市民公開講座

はじめまして、患者サポートセンターです。

3年ぶりに11月12日(土)市民公開講座が開催されました。

コロナ禍のため初めて会場参加とライブ配信での開催となりました。

 

 

 

 

 

 

 

今までのように、対面での診察や相談を受けることはできませんでしたが、会場で参加した方々からは、直接話が聞けて良かったという声も聞かれました。また、オンライン配信にすることで県外を含め遠方からの参加もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

4C病棟のデイルームでもサテライト形式として行い、入院中のリウマチ患者さんに視聴していただくことができました。

 

 

 

 

 

日本リウマチ友の会新潟支部からも事前質問募集のご協力や冊子等のご協力をいただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左から、島垣主任理学療法士、遠山主任作業療法士、髙村医師、伊藤副院長、石川院長、日本リウマチ財団登録 リウマチケア看護師の本田主任看護師、千野事務長

お疲れ様でした。

 

オンデマンド配信を12月18日まで行っています。当院のホームページ内の「病院からのお知らせ」2022.11.16 第14回市民公開講座オンデマンド配信のご案内より視聴することができます。

視聴期限が迫っていますが、この機会にぜひぜひご覧ください。