リウマチセンター看護部ブログ

こんにちは。リウマチセンター外来看護師渡邉です😊

日に日に蛙の声が大きくなってきた今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

新型コロナウイルスが感染症5類に変更されましたね。

患者様から「〇〇に旅行に行ってきました。」というお話を聞くことも増え、徐々に日常が戻ってきていることを嬉しく感じる今日この頃です。

 

その反面、感染対策が個人の判断にゆだねられることになり不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

 

リウマチセンターでは引き続き皆様に感染対策をお願いしています。

来院時のマスクの着用にご協力いただいています。ご協力ありがとうございます。

もし来院前に発熱や咳など、新型コロナやインフルエンザのような症状があるときは、事前にお電話をお願いします。

症状がない場合でも、ご家族など身近な方が感染している場合は、事前にご連絡を頂けると助かります。

新潟県立リウマチセンター電話番号 

☎ 0254-23-7751

 ☝ご連絡はこちらまで!電話相談もしております。

 

さて話は変わりますが、

リウマチセンター2階に【リウマチ情報センター】があるのはご存じですか?

関節リウマチに関する様々な資料が置いてあり、自由に閲覧することができます。

どんな本があるかちょっと覗いてみましょう。👀

 

 

↓北欧?気になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

最新2023年度版の本も発見!

付箋の所に何が書いてあるか気になります😻ドキドキ

ぜひ実際にご覧ください。

 

リウマチ情報センター  

平日(外来がやっている日) 10時から15時まで解放中

 

ではまたリウマチセンター看護部ブログでお会いしましょう👋😊

4C病棟です

4C病棟です。

当院では毎月第2木曜日に患者さんを対象とした関節リウマチに関する講演を行っています。

コロナウィルスの影響で3年間はポスター掲示でしたが、今年度からは対面式で再開しました。

演者は医師、看護師、理学・作業療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーが順番に行なっています。

4月は「リウマチの薬」について伊藤医師より、

5月は「リウマチのフットケア」について看護師より講演がありました。

そして6月は「リウマチのハンドリハビリテーション」についてリハビリにおける自主トレーニングと動作方法の工夫を中心に作業療法士からお話しがありました。一部内容を紹介します。

 

作業療法士の介入内容について、大きく分けて2つあります。

➀身体機能を改善するための作業療法について

【温熱療法】

痛みの軽減、血行や浮腫みの改善、関節が動かしやすくなるなどの効果が得られます。

【関節可動域拡大練習】

変形を予防し、望ましい姿勢を維持するためゆっくりと動かせる範囲を最大限動かすことがポイントです。

【筋力強化練習】

例:関節の自動運動、リウマチ体操の継続、可能な日常生活動作の継続

炎症が強い関節では過負荷にならないように慎重に行うことがポイントです。

当院で行っているハンドリハビリテーションプログラムの紹介も行いました。

 

②日常生活を過ごしやすくするための作業療法について

【装具、自助具の使用】

各関節に対応したさまざまな種類を作業療法士が作製、市販品を紹介します。講演では、写真を用いて実際に使用している装具について説明がありました。

【関節保護指導】

関節の痛みや変形を防ぐために関節への負担を軽減させた動作方法です。

作業療法では小さな関節に負担をかけない動作方法を習得したり、関節変形を予防するために上記の自助具・装具を利用するなどの動作の工夫を指導していきます。

 

例)鞄を持つ時にこんな風に手で持っていませんか?

この場合

👜肩にかけるなどして大きい関節を使う 

ことで関節保護に繋がります。

 

 

講演会の様子です。

 

 

 

参加した患者さんより

「実際に自助具を見せて説明してもらったので興味深かった。」

「リハビリの先生方が家に戻った後のことを第一に考えてくれるのが分かり嬉しい。生活がイメージしやすい講演だった。」

との声がありました。

 

 

 

 

回復期リハビリテーション通信

 回復期リハビリテーション通信 

前回、看護補助の早番業務について紹介しました。

今回は看護補助者の第2弾!日勤についてと、後半には看護補助者へインタビュー記事を載せています(^^)/

日勤は主に患者さんの入浴助手をします。入浴介助は機械浴と一般浴の介助があります。

機械浴は看護師と看護補助者1~2名がペアで介助します。一般浴は看護師と看護補助者が分かれて介助を行います。看護補助者が介助する患者さんは病状が安定し安全に介助できると判断された方になります。

8時30分業務開始です。患者さんの朝食が終わっていない時は、
朝食の介助が終わったら機械浴介助を始めます。
患者さんには、リハビリ時間の合間に入浴していただくので、リハビリ時間を確認して入浴の順番を決めています。


🌼看護補助者は順番を采配しスムーズに患者さんが入浴できるようにしてくれます。
午前中は11時30分頃までを目途に行います。

午後は主に一般浴の介助です。一般浴の浴槽は、ご家庭にある浴槽と似た作りになっています。退院後自宅でも入浴ができるように練習としても行われます。患者さんが安全に入浴できるよう見守り、自分で洗うことが難しい箇所は介助をします。

 

入浴介助が終わると遅番看護補助者と患者さんの対応をします。
入浴がない日は、環境整備や入浴のための準備等を行っています。
15時20分日勤業務が終了です。

 ☆☆看護補助者へインタビューしました☆☆

🎤看護補助者の仕事のやりがいや感想について伺いました。

♥「患者さんの笑顔が見られるときがうれしいです。」

♣「患者さんが入院生活を快適に過ごせるような環境を整えリハビリに励んで頂き、日常生活の動作が少しずつできるようになっていく姿をみるとやりがいを感じます。」

看護師と協力して患者さんへの対応をしてくれています。ありがとうございます!

では、また次回の通信で(^^♪