当病棟では、患者さんの日常生活動作の向上を目指し、リハビリで獲得した動作を、病棟でも維持できるように援助を行っています。
例えば、入院時歩行が難しく、介助で車椅子へ移乗している患者さんが、見守りで移乗できるようになり、更に歩行器や杖を使用した歩行等、自宅退院に向けた機能回復に努めています。
そこで、今回は看護師と一緒に頑張っている看護補助者の業務について一部紹介したいと思います。
勤務体制は、早番・日勤・遅番と3パターンとなっています。
その中の早番業務について紹介します。
AM6時30分業務開始です。患者さんに挨拶をしてカーテンを開けたり洗顔・排泄の介助を行っています。
また、ナースコールが鳴るとすぐに対応しています。
7時45分~8時が朝食です。時間までに看護師と協力してホールで食事をする患者さんを誘導します。
🌼ホールに出ることは、日常生活にメリハリがつきます。
🌼見守りのもと食事が摂れるので誤嚥防止になります。
🌼患者さんの希望を聞きながら食事前後のトイレ誘導も忘れません。
現在は感染予防として、ホールでの人数制限やアクリル板の設置等対策をしています。
10時頃、リハビリ以外の患者さんに声をかけホールまで誘導し水分補給を行います。水分補給が終わるとお部屋にお連れします。
患者さんと会話をすることで認知症予防にも貢献しています。
12時昼食です。昼食もホールでお食事です。患者さんを誘導します。
昼食が終わると口腔ケアの介助、下膳、患者さんをお部屋へお連れします。
そして、食後の後片付けです。
13時20分早番業務が終了です。
時間ごとに決められた業務はありますが、ナースコールへの対応も素早く助かっています。
時には、看護師より患者さんのことをわかっているな~と感じることも…
それでは、また次回の通信で(^^♪