回復期リハビリテーション通信

新米が美味しい季節になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

3階回復期リハビリテーション病棟からです。

7月に市内の中学生が2日間、職場体験を行いました。その時の様子を今回はご紹介させていただきたいと思います。

1日目

《高齢者体験》

高齢者疑似体験セットを用いて実際に廊下を歩いてもらいました。「前が見えない!怖い!」「膝が曲がらない」等の感想がありました。

 

《車椅子自走体験》

車椅子に触れて、自分で操作してもらい「車椅子は初めて」

「曲がる時が難しい」と苦戦している様子がみられました。

 

《血圧測定体験》

生徒同士がお互いに血圧を測定して、自分の血圧の値を確認しました。聴診器で自分の心音や呼吸音も聞きました。更に血糖測定の見学も行いました。

 

《院内の見学》

リハビリの見学や薬剤部、外来、検査科、放射線科、栄養課、患者サポートセンターなど他部署の見学も行いました。

2日目

《検温・記録の見学》

バイタルサイン測定、患者さんとのコミュニケーションや病状の観察を見学。その後、実際に患者さんとコミュニケーションをとり、患者さんから生徒さんへ質問する場面もみられました。

《機械浴の見学》

患者さんに許可を得て機械浴の見学も行いました。体の不自由な患者さんが安全に入浴でるよう介助することの大切さを学んでいただきました。

 

また高校生の職場体験や看護学生の実習も行っており、患者さんのサポートだけでなく医療職への興味を持ってもらう活動や未来の看護師の育成にも力を入れています。

 

季節の変わり目ですので、お体にはお気を付けください。

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