回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟とは
脳血管疾患または大腿骨頚部骨折、関節手術などの患者さんに対して、日常生活能力の向上と家庭復帰、社会復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護婦、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが共同して作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
対象となる方(対象疾患)
- 脳血管疾患、脊髄損傷などの発症後もしくは手術後、または義肢装着訓練を要する状態
- 大腿骨頚部、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折もしくは二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
- 外科手術または肺炎などの治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態(要相談)
- 大腿骨、骨盤、脊椎股関節もしくは膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態
- 股関節または膝関節の置換術後の状態
入院期間
病状により異なりますが、制度上「入院できる期間」が設けられています。
入院までの流れ
患者紹介 | 医療機関から紹介状(病状経過・内服・ADL状況等)もしくは、連携パスでご紹介いただきます。患者サポートセンター担当が対応します。 | |
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医師による判断 | リハビリ医師、内科医師へ情報提供を行い入院(転院)判定を行います。 | |
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入院前面談 (必要時) |
患者サポートセンター担当とご家族との面談にて意思確認、介護保険、病棟の特殊性、手続き準備説明等を行います。 | |
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3階病棟(回復期リハビリテーション病棟)へ | 入院時に患者家族と共に主治医との面談を行い今後のリハビリ経過について説明があります。また入院後、1週間ほどリハビリを行った結果で再度今後の方針について医師より説明があります。 |
お問合せ、相談窓口
患者サポートセンター担当
電話0254-23-7751(代)
病棟の紹介
病棟では、“回復期リハビリテーション病棟協会のケア10項目宣言”を踏まえて、看護の質の向上に取り組んでいます。患者さんは「食事をとる」「服を着替える」「お風呂に入る」などの日常生活動作の獲得を目指しリハビリテーションを行っています。
患者さんが住み慣れた環境に戻れるよう、残された障害を受け入れ、できるところは伸ばし、できないところはお手伝いしながら、少しでも安全で自立した生活が送れるように支援しています。
また、患者さんやご家族に寄り添い、専門職が連携・サポートしながら共に在宅復帰を目指しています。看護師ひとりひとりが退院支援看護師となれるよう院内外多職種との連携を含め、退院支援に積極的に取り組んでいます。
一日のスケジュール例
※病棟の様子は【回復期リハビリテーション通信】で詳しく紹介しています。